トピックス
R&m編集委員会 当協会の会員(個人・団体)のサービス向上のために、「R&m」誌をご購読されている会員のご意見 を頂き、読者のニーズにお応えし、より充実した協会誌にすることを目的に、読者アンケートを実施し、 とりまとめましたので、ご報告致します。(集計結果をグラフで見る)
1. アンケート実施概要 アンケート内容は、R&m誌編集委員会において数次にわたって検討を重ね、成案を得ました。 これを、令和2年2月に、編集委員会各委員(本部・支部)、協会本部・支部担当者他の皆様に、 ご自身と、併せて身近な方に、ご回答を依頼しました。 この結果、700名様からご回答を頂くことが出来ました。
2. アンケート結果の概要 特徴的な点をまとめると、 (1) 回答者の年齢は、各年代層から幅広く、頂けました。 (2) 勤務先は、JR各社が約4割、その関連会社が約3割、公民鉄各社が約2割、メーカー等が 約1割でした。 (3) 専門分野別は、車両関係(メンテナンス、設計、研究等)が約7割、機械関係(メンテナンス、 設計、研究等)が約1.5割でした。 (4) 全般に読まれている程度は、「興味のある記事を選び、2~3編を読んでいる」方は、約4.5割、 「全体を斜め読みで、記事の概略に目を走らせる」方が、約3割となっています。 (5) 全般に主に読まれる記事は、「特集(メンテナンス)」が約6割と高く、次いで、 「特集(安全・安定輸送)」「連載講座(事故に学ぶ鉄道技術)」が約3割となっています。 (6) 今後の記事のあり方として、特集記事、研究と開発については、「今まで通りでよい」が約6割 と高くなっています。 (7) 今後の記事のあり方として、連載講座、トピックス等その他の記事については、「今まで通りで よい」が約6割と高くなっています。 (8) 今後、どのような記事の掲載を望まれているかについては、「メーカー・メンテナンス会社各社 の近況や特徴ある技術を、各社が紹介する記事」、「鉄道事業者(都市鉄道・地域鉄道共)各社 が各社の近況や新車を紹介する記事」、「初級者を対象にした、車両関係・機械関係技術の入門・ 基礎講座」、「「先輩の知恵」を伝える記事(職場の「匠」や各種表彰受賞者を紹介する記事)」 への希望が高くなりました。
3. 今後の編集に当たって 編集委員会としては、今回のアンケート結果を参考に、今後の編集の方向性を検討しました。
具体的には、特にご希望の多かった記事の掲載について、検討を進めます。 (1) メーカー・メンテナンス会社各社の技術記事 ① メンテナンス各社から参加の編集委員様のグループによる企画で、「メンテナンス会社特集」 コーナー(年2回)を設け、各社様の技術論文(「研究と開発」、「業務研究」)の紹介を 行います。 ② メーカー様の参加を促進するため「記事」、「記事広告」、「広告」のいずれかを選択して 頂きます。また、「メーカー特集」コーナー(年2回)を検討します。
(2) 鉄道事業者(都市鉄道・地域鉄道共)各社が各社の近況や新車を紹介する記事 ① 鉄道事業者各社の技術論文(「研究と開発」、「業務研究」)を継続して紹介を行います。 ② 「公民鉄特集」コーナー(年2回)を継続し、各社様の検修技術に関する取組み、優良提案 など、幅広いテーマで紹介を行います。
(3) 初級者を対象にした、車両関係・機械関係技術の入門・基礎講座 「車両検修の基礎」を令和2年6月号から連載し、継続します。 「事故に学ぶ鉄道技術(車両編)」、「事故に学ぶ鉄道技術(機械編)」、「機械用語解説(技術 士を目指す人のために)」の連載を継続します。
※集計結果はグラフ化しております。こちらからご覧いただけます。